類似度 | 花名 | 科名 | 属名 | 特徴 | 違い | 写真比較 | 似た花 | 変更 |
かなり | ヒナスミレ | スミレ科 | スミレ | 山地の落ち葉の積もった湿度の高い林下、林縁に見られる多年草。高さ10cm程度。春にピンクの花をつける | ■タチツボスミレの葉は卵型に対し、ヒナスミレは三角状卵型でやや細長い。■タチツボスミレの葉の裏は緑だが、ヒナスミレは紫色を帯びる。■タチツボスミレの花は淡青紫色に対しヒナスミレの花は淡紅色。■ヒナスミレの側弁(下側2枚の花びらの内側の付け根)は微毛か無毛だが、タチツボスミレは無毛。 |
|
|
|
かなり | アイヌタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | 山地~亜高山帯の林下や岩場に生える多年草。 | ■アイヌタチツボスミレの側弁(下側の2枚の花びら)の付け根や柱頭(めしべの先端)には毛が多いがタチツボスミレには毛がない。■アイヌタチツボスミレの距(後ろに出ている尻尾のようなところ)が白いが、タチツボスミレはピンク。■アイヌタチツボスミレの距は中心に筋があり張り合わせたように見える。 |
|
|
|
かなり | ニオイタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | 日当りの良い山地や丘陵に生える。花に芳香がありタチツボスミレに似ている。 | ■タチツボスミレの花は薄青紫色が多く花柄は無毛だが、ニオイタチツボスミレの花は濃い赤紫色~濃紫色で花柄には微毛があり香りがある。■ニオイタチツボスミレの花の中心部の白いところがはっきりしている。■タチツボスミレの葉は心形で先端がとがるが、ニオイタチツボスミレの葉は卵形~楕円形で先端はあまりとがらない。■タチツボスミレの距は細くすらっとしているが、ニオイタチツボスミレの距は太くぽってりとしている。■タチツボスミレの花茎には毛が無いが、ニオイタチツボスミレの花茎には毛が有る。 |
|
|
|
かなり | シロバナエゾノタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | 山地の林縁などに生える多年草。 | ■エゾノタチツボスミレは20~40センチほどありタチツボスミレより大型。■エゾノタチツボスミレの側弁(下側の2枚の花びら)の基部(花びらの付け根)には毛が多いがタチツボスミレには毛がない。■エゾノタチツボスミレの距(後ろに出ている尻尾のようなところ)が白いがタチツボスミレはピンク。■エゾノタチツボスミレの距は中心に筋があり張り合わせたように見える。 |
|
|
|
かなり | アカフタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | タチツボスミレの一種で葉の葉脈が暗紫色になる。 | ■アカフタチツボスミレの葉の脈は暗紫色を帯びる。 |
|
|
|
かなり | イブキスミレ | スミレ科 | スミレ | 石灰岩地や火山灰地の落葉樹林に生える。 | ■タチツボスミレは有茎だが、イブキスミレは花期は無茎で花後は有形。■タチツボスミレの側弁(花ビラの打つ側付け根の両側)は無毛だが、イブキスミレは有毛。■タチツボスミレの距(花の後ろの尻尾のようなところ)は薄紫から薄赤紫だが、イブキスミレは白い。■イブキスミレの柱頭は花柱の先端にカギ型につく。■イブキスミレの葉は円心形で薄く花期には基部が表側に巻いていることが多いが、タチツボスミレの葉は心形で巻かない。 |
|
|
|
かなり | ケイリュウタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | 増水時には冠水するような河原の岩の隙間などに生えるタチツボスミレの渓流型変種。 | ■タチツボスミレは水辺にはあまり生えないが、ケイリュウタチツボスミレは冠水するような流れの近くの岩場や砂礫地に生える。■タチツボスミレに比べケイリュウタチツボスミレの花弁は細く色が薄い。タチツボスミレの葉には光沢はないが、ケイリュウタチツボスミレの葉には光沢があり長さ1.5~2.5センチと小さい。■ケイリュウタチツボスミレは地下茎がよく発達している。■タチツボスミレの葉の基部は深い心形だが、ケイリュウタチツボスミレの葉の基部は切れ型か浅い心形。 |
|
|
|
かなり | ナガバノタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | 水はけのよい半日陰の処を好み葉がタチツボスミレに比べ細長い。 | ■ナガバノタチツボスミレの茎葉は花後細長くなるが、タチツボスミレは根生葉とほぼ同じ。■ナガバノタチツボスミレの葉は葉脈沿いに赤紫色の斑が入ることが多い。 |
|
|
|
かなり | オオタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | やや湿った明るい林内や道端に生える多年草。 | ■タチツボスミレの距(花の後ろの尻尾)の色は赤紫色を帯びるが、オオタチツボスミレは白い。■タチツボスミレの葉は心形だが、オオタチツボスミレは円心形で丸みをおび葉脈がへこみ光沢が無くやわらかい感じがする。■タチツボスミレの花柄は根元と地上茎の途中から出るが、オオタチツボスミレは根元からは出ない。 |
|
|
|
かなり | テリハタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | 日本海側の標高1000m以下の落葉樹林におおく葉が濃緑色で光沢を持つ。 | ■タチツボスミレの葉は心形で光沢がないが、テリハタチツボスミレの葉は切形~浅い心形で光沢があり脈が明瞭。(柄の付け根がタチツボスミレはハート型)■タチツボスミレは日本全国どこにも見られるが、テリハタチツボスミレは北陸以北の日本海側の林下などの日陰を好み、花びらや距の色がやや薄い。 |
|
|
|
かなり | サクラタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | タチツボスミレの品種で花がピンク色 | ■タチツボスミレの花弁は(淡)青紫色だが、サクラタチツボスミレの花弁は淡紅紫色。 |
|
|
|
かなり | マルバタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | ニオイタチツボスミレとタチツボスミレの自然交雑種で両者が混在するようなところで見られる。両方の特徴を有するため見分けが難しい。 | ■タチツボスミレの花の色は淡青紫色だが、マルバタチツボスミレはやや紅紫色をおび唇弁がにおいタチツボスミレに近く幅広でぽってりしている。■タチツボスミレの葉の先端は尖るが、マルバタチツボスミレはあまりとがらず丸みを帯びる。★ニオイタチツボスミレとタチツボスミレの交雑種で両者の中間的な特徴を持つ。花はタチツボスミレに近く、葉は先端があまりとがらずニオイタチツボスミレに似る。 |
|
|
|
かなり | ウラベニタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | 全体はタチツボスミレに似るが葉の裏面が帯紅紫色を帯びる。
| ■タチツボスミレの花弁には毛がないが、スミレ(名称不明6)には毛がある。■タチツボスミレの葉は緑色だが、スミレ(名称不明6)は暗紫色を帯びる。■タチツボスミレの葉や葉柄には毛がないが、スミレ(名称不明6)には裏面脈状や葉柄に毛がある。 |
|
|
|
かなり | ムラカミタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | タチツボスミレとオオタチツボスミレの交雑種で本州日本海側の多雪地帯にみられる多年草。 | ■タチツボスミレの葉は表面に凹凸がほとんどないが、ムラカミタチツボスミレの葉には凹凸がある。★ムラカミタチツボスミレはタチツボスミレとオオタチツボスミレの交雑種で両者の特徴を持つ。 |
|
|
|
かなり | エチゴタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | 日本海側の海岸近くに見られる多年草で、イソスミレとタチツボスミレの自然交雑種。 | ■タチツボスミレの花はややほっそりしているが、エチゴタチツボスミレはイソスミレに似てやや大型で幅広。■タチツボスミレの距は細長く直線的だが、エチゴタチツボスミレは形はイソスミレに似て太めで短くやや上に反る。 |
|
|
|
そっくり | ケタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | タチツボスミレの変種で茎や花柄、葉などに毛がある。 | ■タチツボスミレの葉や葉柄、花柄には毛がないが、ケタチツボスミレには毛がある。 |
|
|
|
そっくり | コタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | タチツボスミレの変種で葉の形状などに特徴がある。 | ■タチツボスミレの葉の基部は心形だが、コタチツボスミレは浅い心形で切形に近い。■コタチツボスミレは匍匐性が強く花後に茎が地を這う。■コタチツボスミレは節間が伸びない。■コタチツボスミレは全体がやや小型。★山陰型タチツボスミレは葉の基部が切形~浅い心形で先端は強くとがらず、葉脈が目立たない。 |
|
|
|
少し | オオバタチツボスミレ | スミレ科 | スミレ | 亜高山帯の湿った草原や泥炭地に生える多年草。北海道に多く地上茎のあるスミレ。 | ■オオバタチツボスミレは30センチほどありタチツボスミレより大型。■オオバタチツボスミレの葉は先端がとがるがタチツボスミレはとがらない。■オオバタチツボスミレの花はニョイスミレに似る。 |
|
|
|
少し | ナガハシスミレ | スミレ科 | スミレ | | ■ナガハシスミレは別名テングスミレといい、距(花の後ろの尻尾のようなところ)が天狗の鼻のように1.5~2センチと長く上にそっている。■ナガハシスミレの葉はタチツボスミレより少し長く先端がややとがる。 |
|
|
|