はるかカイラスをめざして 【その1】

カイラス巡拝の起点ダルチェンへ (2006/5/14〜5/31)

写真が表示されないときはブラウザの「更新」をクリックしてください

 2005年秋、ブータンに行った。(チベット仏教の伝統を唯一正統に継承している国) 起点のドウケ・ゾンから東の聖山チョモラーリ(7,314m)BC(3,935m)へ、北上して(残念ながら最北のリンシ・ゾン(3,900m)には訪れる事が出来なかったが)、終点チェリ(2,550m)まで歩き首都テンプーへと、私なりの聖地コルラ(順拝)が出来たと思っています。
 そして旅を終えた時、リーダーのT氏と交わした言葉が思わず「次はカイラス」。 
西の聖山カイラス(カン・リンポチェ6,656m)はヒンズー教の聖山でもあります。
 チベットは憧れの地の一つで{河口慧海の歩いた処へ行ってみたい}「マナサロワール湖(マパムユム・ツオ)。から遥かにプラマプトラ河となり、ガンジス河と合わさってベンガル湾に至るヤルツアンポ川が流れ行く大高原・大草原を旅してみたい、出来ればラサのポタラ宮、慧海らの学んだセラ寺も訪ねたい。
 歩けるうちに、「行くなら早い方がよい」と言われている今のうちにチベットへ行ってみたい。」ということでカイラスへの旅は始まりました。
   
出発寸前まで心配したネパールの政争の影も消え平穏を取り戻したカトマンズ
カトマンズを離陸した飛行機は眼下にヒマラヤの山々を一跨ぎ
1時間ほどのフライトでチベット・ゴンカル空港(3572m)に到着
ゴンカル空港から2005年完成した長大なトンネルを抜け1時間ほどでラサへ到着
3日間のラサ見物を追えカンパ・ラ(4794m)へ向け出発
途中チュスルで休憩し一路カンパ・ラ(4794m)目指して走る
カンパ・ラ到着。峠からはヤムドク湖が
ヤムドク湖
カンパ・ラを出発し3時ころカロ・ラ(5010m)到着
修復されたギャンツェ・ゾン
白居寺正面はツク・ラカン(大集会堂)
5月20日シガツェのホテルに到着
タシルンポ寺見学。中央は4世の霊塔殿、西の弥勒仏殿には世界最大の弥勒仏がある。
ラッツエの手前にある平措林寺
ジャツオ・ラ(5220m)通過
ただ、茫々、荒涼の大地が続く
5月21日9時半シガルに到着。市内散策に出かける
シガルを発ちロンボクめざし急坂をどんどん登る
バン・ラ(5150m)からはチョモランマ、プモリ、ギャチュンカン、チョーオユーの展望が
峠を下りタシゾン(札西宗)を通過
5月23日昼過ぎロンボク到着
チョモランマに一番近いロンボク寺
5月23日が暮れ
5月24日の朝を迎えた
ロンボクからチョモランマBCへは馬車に乗って
チョモランマBCからのチョモランマ

モレーンの上に出ると小さな氷河湖が

チョモランマBCテントホテル街の朝
チョモランマを後にシシャパンマBCを目指す
シシャパンマ、サガ方面へ向かう路のチェックポイント、セリンに到着。今日はここで宿泊
シシャパンマBCを目指し荒野を行く
5月t26日10時半シシャパンマBCに到着
シシャパンマBCを発ってペグ湖近くで設営
シシャパンマを後に、Molamenqingの立派な姿が近づく
夕日に輝くシシャパンマ
Molamenqing
5月27日の朝食はネパールスタイルの素敵な演出で
峠を越えサガを目指す
5月27日サガ(4516m)に到着
パルヤン(4320m)を目指し広大なチベット高原をひた走る
昼ごろソゲ・ラ(4850)を通過
5月28日パルヤン(4320m)到着。今日はここでキャンプ
キャンプチから見る夕景
5月29日 マユム・ラ(5200m)を越えマパム・ユムツォ(マナサロワール湖)へ
第二の聖地マパム・ユムツォ眼下にする峠(4630m)に到着。遠くにカンリンッポテェ(カイラス)が
美しい湖畔のテント場(4560m)に到着。塩湖やソーダ湖が多い中ここは淡水湖で魚やマリモも
セラルン・ゴンパに到着
五体投地をする巡礼者
湖北西岸にあるチュー・ゴンパ
ゴンパにあがるとランガク・ツォ(ラカス湖)が見える
ランガク・ツォ(鬼の湖)への水路、ガンガ・チュー
熱い祈りのメンダン(マニ石壇)
コルラ(巡拝)を終え帰着。一日雲が多かったナムナニ(7,728m)
今日はカンリンポチェ巡拝の起点ダルチェンへ
これまではよく整備された道だったが
5月31日カンリンポチェ巡拝の起点となるダルチェンへ到着。
  【その2】 カイラス巡拝へ
戻る