葦毛(いもう)湿原

豊橋市の東,、弓張山地のふもとに位置する葦毛湿原は小さな湿原だが、東海地方特有の貴重な植物をはじめ春から秋まで湿原とその周辺で多くの花を楽しむことが出来る。湿原の背後に連なる弓張山地へも登山道が整備され周辺の山々を歩くことも出来る。

葦毛(いもう)湿原の入り口には広い駐車場がある。この駐車場を出発し池のほとりから湿原までは林の中を歩く。

林の中をおよそ10分ほど歩くと葦毛湿原の入り口に到着する。
途中の林は杉林と自然林が入り混じり、足元にはチゴユリの花などが見られる。

湿原の入り口の広場を抜けて左に曲がると湿原に入る。

葦毛湿原は一周しても10分もかからないほどの小さな湿原だ。湿原の中には木道があり湿原を一周することが出来る。
湿原の周りは新緑に囲まれ、背後には弓張山地の丘陵が連なる。

 

 

湿原では今の時期はショウジョウバカマが終わりブルーのハルリンドウが湿原のあちことに小さな群落をつくって咲いている。(2006/04/22)

 

湿原からは背後の弓張丘陵を歩く自然歩道が整備されている。残念ながら杉林が多くここではあまり花は見られないがその杉林を過ぎるとミカワバイケイソウやイワタカンアオイなど、この地方特有の貴重な植物を見ることが出来る。
カンアオイ? イワタカンアオイ ミカワバイケイソウ チゴユリ
 

2006/04/22
Kazuo Hirose